※この先ネタバレしまくりです
3日前にオープンしたばかりの映画館で見てきたぞい。パンフ完売ってサイトの初日のお知らせに書いてあったけど…。
噂の滅殺開墾ビームを浴びに行くかって軽率に見に行ったんだけどさあ?
…しんどい…。
グレンラガンを履修してないので闇深なタイバニというイメージだった。
良い意味で「これどこかで見た」って展開ばかりで王道!ってのはとても良かった。レスキューの本部の秘密基地感はワクワクしたし、音楽に合わせてメカが街中を動くシーンは立体機動装置みたいで好きだなあ、とか(音楽担当してる方同じなのね…なるほどと思ったり)個人的にこの作品のここが好きだった!みたいなシーンの連続だったのでアツい。
しかししんどい。
何かのインタビューで監督がキャラを死なせない的なことを言っていたのを読んでいなければ胃を痛めながら見たと思うんだ…。いや、読んでても痛かったけど…。でもリオくんが死なない、リオくんがガロを(事故で)殺したりする展開もない、というのがわかってただけで安心して見られたと思う。いやでもしんどry
やっぱり印象に残ってて好きなシーンは「バーニッシュも飯を食うのか」のところだなあ。
ガロみたいなどう見てもイイヤツがそんなイヤミ言うの?ってのもびっくりだし(本人も後悔してそうだったけど)、リオくんがバーニッシュだって人間だって言ったあとに続く展開や明かされる設定がどう見ても人間ではないと訴えかけてくるんだよね。
他に好きなシーンもあるし、キャラもみんなかわいかったのでもっと感想とか妄想とか書きたいけど分けて書いた方が良さそうなくらい感想がある…。
ところで本編でいちばんしんどかったのは「バーニッシュは死んだら灰になる」って設定ですね。これがもう見てる間中ずっと引っかかって引っかかって。リオくんがピンチになるたびリオくんも死んだら灰になっちゃうんだなあ、何も遺らないんだなあって思いながら見てしまったのでとにかくしんどかった。しんどいってもう1年分くらい書いた気がするけど原因はだいたいこれ。
そのモヤモヤを抱えたまま迎えた拳のぶつけ合いからのスタッフロールで涙腺が崩壊してしまった。エンディングテーマの歌詞…ところどころしか聞こえてないし、リオくんがいつか灰になってしまうってのは多分この話で重要な事ではないと思うんで、実際全然違うことを歌っているんだと思うんだけど。
氷に閉じこめたい?とか早く会いたかったとか、何も遺せない相手に言ってると思ったら涙腺がですね…。今思いだし泣きしてるくらいなので歌詞を確かめたり曲名を調べて配信をチェックするとか当分できそうにないけど…。
なんとなくガロがリオくんが消えることがあっても忘れないとか忘れたくないとかそういう風に取ってしまって、リオくんのことはガロが助けてくれるんだなって思ってひっかかり続けた部分も救われた気がしたんですよ。
このエンディングテーマで思い残すことがなくなったので優勝。
どの曲だったかの解説で作曲家本人がガロとリオは恋に落ちているという話をしていたけど、それがこのエンディングテーマでなかったとしても本当に恋に落ちてたのだとしたらガロもしんどいよなあ…と思ってまたしんどくなったんだけどもね…。(リオくんしんどい芸人)(しかも悲恋て書かれてた気がする)